Inspiration for 現代広告の心理技術 101

現代広告の心理技術 101 My NOTE

広告にふさわしい書体、相応しくない書体 FROM 現代広告の心理技術 101


活字の書体は遊び心を刺激する。権威がある。創造的だ。美しい。ドラマチック。装飾的。洒落ている。奇態。精巧。そしてそう、全くのところ恐ろしい。それゆえに、そのメッセージに様々な意味を与える。
例えば、フリルのついたランジェリーの広告のヘッドラインに、
黒い色の太字の「Cooper Black」を使う人はいないだろう。
一方、汗にまみれ、ステロイド注射をして唸り声をあげる機会な男たちを詰め込んだ、いかついボディビル・ジムの広告に、繊細でほっそりとしたかわいらいしい「Palace」を使う人もいないはずだ。その広告は実に滑稽なものになる。
むろん、あなたの製品は、何か特定の感情やイメージを表現する書体を求めると言うものではないかもしれない。しかしいかなる書体を選ぼうとも、それは何を過伝えると言うことは知っておいた方が良い。 
「間違った書体を選ぶだけで読み手の3分の2を失うことがある。もしあなたが言葉に頼ってものを売ろうと思うなら、その点は大きく影響するはずだ。 コリン・ウィールドン
『Type & Layout : Are You Communicating of Just Making Pretty Shapes (書体とレイアウト:「あなたは何かを伝え異様としていますか?それともきれいな紙面を作ろうとしているだけ?)』著者」